【本体について】

Q:スプリンが無いのに、どうして上下板が開くのですか
スプリングの代わりに、ネオジムマグネットによる同一磁極の反発力を利用しています。
Q:ネオジムマグネットをスプリングとして採用した理由を教えて下さい
同磁極の反発力は、近づくにつれ強くなります。反発力を開閉用に利用して、U字溝に電線をいれるまでは反発力が弱く、メカスプリングにはない繊細な力加減が指先に伝わります。
メカニカルスプリング等の機械的劣化も有りません、更に耐久性への向上を求めています。
作業面に突起物などがありませんから、本体が小型でシンプル、メンテナンスも容易です。
Q: 工具の保管場所での注意点は
ネオジムマグネットは、温度が80℃を超えると減磁しますので直射日光や炎天下の車内での
保管ができません。
ネオジムマグネットは、鉄を含んでおり防錆メッキされていますが、高湿度や水中では錆の
早期発生につながります。
Q:U字溝から外へ電線が引き出されますが、角で電線に傷が付きませんか
引出し口は、滑らかな凸面精密加工を施しておりますのでご安心ください。
Q:本体に表示された文字や記号は消えませんか
記載されている文字や記号は、長くお使い頂く為にレザーで刻印をしています。
傷を付けて削らないかぎり剥がれません。
Q:購入をしたいのですが、どうすれば良いですか
有り難う御座います。家電量販店、ホームセンター、電設資材店、パソコンショップ、その他
取扱会社にて販売を予定しております。
Webショップでの販売を予定しておりますが、お急ぎの場合には、「LinkIconお問合せフォーム」に  て弊社までご連絡をお願いします。
Q:本体の作業面が開いていますが、常に閉じる事ができますか
上下板の磁石間に薄い鉄板を1枚入れますと、磁石の力で閉じることができます。
ご注意 作業中の借置きや保管に利用できますが、参考で個人の責任において運用して下さい。
Q:電線の被覆(シース)が切除できますか
残念ですが、出来ません。専用工具やカッターナイフ等で芯線に傷を付けない様に切除して
ください。今後の製品開発のご意見として、参考にさせて頂きます。
Q:長い電線の直線成型は可能ですか
ノイズに強いLANケーブル(ツイストペア線)の使用は、他の電子機器にも使用が出来ます。
機器に応じた電線が必要な場合でも、好きなだけ直線成型をする事が可能です。

【使用方法について】

Q:使用方法は簡単ですか
熟練者を必要としません。初心者でも簡単に作業が出来ます。
WebやYou Tubeで「直線成型工具」と検索して下さい。使用方法の手順が、ご確認できます。
Q: 加工が出来る電線は
電線サイズは[AWG23、AWG24、又は0.5㎜×4P]のツイスト線です。
それ以外の太い電線は工具の破損を招き、細径電線は成型ができないことがあります。
Q:直線成型効果があまい場合がありますが、成型効果を更に高める方法がありますか
AWG23、AWG24、0.5㎜用に汎用性を持たせて対応している都合上、細径電線やメーカー
ロットの違いでも成型効果があまい状態が発生してしまいます。
LinkIcon製品チラシpdf」の「成型工具を上手にお使いいただくために」をご参照してください。
本体と電線を水平から、少し傾けて引き出すと直線成型効果が更に発揮出来ますので、お試し
下さい。
Q:活線でも使用ができますか
精密加工された金属工具ですから感電や機器の損傷につながりますので活線でのご使用は
できません。
運用中の場合には、電線の両側を使用機器からはずして成型加工をして下さい。
Q:電線の外皮を挟んでしまう事があります。どうすれば防ぐ事ができますか
U字溝がみえるように持ちます。
LANSTRAIGHTの上下板を小刻みに左右に反復回転させ、U字溝に落しながら閉じて下さい。
速やかにU字溝に電線を入れるには、左右に反復回転、電線の外皮へ軽く押し込みながら閉じてください。LinkIcon動画へ
Q:成型加工前のツイスト線の広げ方は、扇形とフレア形ではどちらが作業しやすいですか
ツイスト線を解してシースの出口から成型する必要があります。
動画では8本のツイスト線をフレヤ状に配置して作業をしておりますが、ご自分にあった
作業方法で、ご使用ください。LinkIcon動画へ

【長くお使いして頂くために】

Q: 可動部や本体清掃のしかたを教えてください。
汚れは布や綿棒で拭き取り、防錆スプレーなど可動部の汚れを取り除いてください。
強酸、強アルカリも錆の原因です。特にネオジムマグネットは、鉄を含んでいる都合上、とても
錆びやすい金属ですからご注意ください。
洗浄剤を使用される場合には、洗浄材の使用注意書に従ってお使いください。
Q:分解が出来ますか
故障の原因になりますから、必要以上の分解はお控えください。
直線成型器下板にある可動部のヘクサロビュラ穴ネジは、緩み止め材が塗布されています。
側面板との隙間は調整されておりますので、取外しはご遠慮下さい。
直線成型器上板の4本のネジの取外しは可能ですが、組立の際には動きに支障がないように
組立調整が必要です。

Q&Aの最終更新日 : 2023-02-28